年末の失踪①忘年会後に消えた電気工事士 井上克美さん

 毎年おとずれる年末、街のあちこちの居酒屋で会社の忘年会シーズンでもある。新年を迎える前の年中行事の一つとなった忘年会。その忘年会後に消えてしまった人がいる。
 その人は、電気工事士の井上克美(いのうえかつよし)さん(失踪当時21歳)です。今から38年前の昭和46年12月29日、埼玉県の西川口でのできごとです。
 特定失踪者問題調査会によると、


井上克美さんは、
 失踪当日会社の忘年会の後、川口市内の飲食店で飲み(午前0時~1時)、すし屋で食事をした後友人と別れた。当時泥酔状態。夜帰宅しなかったので翌30日前実家にtelがあり両親も知った。妻の話では正月は家に行くと言っていたので実家に帰っているのではと思いtelしたとのこと。運転免許の更新もなし。連絡も一切なし。長男が生まれる直前だった。

 新婚さんで我が子の顔をみることを楽しみにしていたに違いない。井上さんは群馬県の出身で兄と同じ電気工事の仕事を生業(なりわい)とし、いづれ独立をめざしていたという。何事にも積極的に行動する若者だった。電気工事士という国家資格も取得し、生まれてくる我が子のために、家族のために働いていこうとしていた矢先の、あってはならないできごとが起きてしまった。奥さんは実家の秋田に出産のため里帰りしていたので、西川口のアパートには当時居なかった。井上さんの失踪後に生まれた子は男の子で、もうすぐ38歳になる。彼は一度も父親の声や顔を見たことが無い。
 去る12月1日、井上克美さんの母(86)と妻は埼玉会館で行われた「拉致問題を考える埼玉県民の集い」に特定失踪者家族として壇上に上がり、1700名もの観衆の皆様にその思いを訴えた。ぜひ、その思いを聞いて頂きたい。
カテゴリー: 拉致問題 パーマリンク

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