11/6 拉致シミュレーションin鹿児島

 荒木和博BLOGの最新情報 鹿児島でのシミュレーション が報告されています。
11/6に行われたこの拉致の現場シミュレーションを地元のテレビ局が放映しています。ぜひご覧下さい。
鹿児島読売テレビ
 拉致問題の解決を目指す民間団体が6日、鹿児島市内で拉致の手法を再現するシミュレーションを行った。拉致のシミュレーションは元自衛官たちで組織する民間団体予備役ブルーリボンの会と特定失踪者問題調査会が合同で行った。6日は拉致被害者市川修一さんと増元るみ子さんの家族のほか、拉致の疑いが指摘されている特定失踪者の家族が見守る中、拉致の手法が再現された。拉致の対象者を工作員役が後ろからはがい絞めにし、あっという間に車の後部座席に引きずりこんだ。シミュレーションを見た市川修一さんの兄健一さんは「31年前にこういうことが実際に起きたんだと思うと本当につらい。弟たちもどんな気持ちだったんだろうかと思うと見ていられなかった」と話した。特定失踪者問題調査会の荒木和博代表は「10数秒あれば拉致は可能。ただ拉致されるというだけではイメージとしてよくわからないので具体的にどういう風にするんだろうということを我々自身が確認してみんなで見てもらいたかった」と話した。これに先駆け、家族は荒木代表と意見交換。荒木代表は「政権交代を機に大きな変化をもたらさないといけないと覚悟している」とあいさつ。一方、家族からは「市や県も、集会を開くなどもっと深く拉致問題にかかわって欲しい」との意見や、問題の進展がないことへの不安の声が相次いだ。家族たちはこのあと38年前、馬渡事件と呼ばれる密航事件が起きた南九州市頴娃町の馬渡海岸を訪れ、現地調査を行った。この事件は1971年10月、海岸で不審な6人の男が目撃され、沖合いで不審船が発見されたもの。家族たちは地元の人たちから話をきくなどして事件が起きた現場の状況を確かめていた。増元るみ子さんの弟、照明さんは「こういうところが日本中にいっぱいあるということを、みんなに知ってもらわないといけない」と語った。荒木代表も「できるだけ現場を見て、状況を知らせて、我々の置かれている安全はどういうものかを少しでも多くの人に分かってもらう、それが拉致問題の解決につながっていくと思う」と話した。
[ 11/6 19:17 KYT鹿児島読売テレビ]
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