新木 章さん(29)失踪から33回目の誕生日

 昭和52年、埼玉県川口市から一人の男性が忽然と消えている。その人の名は、新木章(あらきあきら)さん、失踪当時29才の真面目な銀行員だった。
 1年前の昭和51年に私の兄 藤田進(19)が川口から消え、昭和52年に新木章さんも川口で消え、さらに次の年、昭和53年に田口八重子さんが拉致されている。今から、31~33年前のあってはならない出来事です。
 連続して失踪した(拉致された)この3人には、奇妙な類似点・共通点が多々ある。まず、3人とも川口に本籍があること、そして親の職業が川口の地場産業である鋳物に関係していたこと、さらに兄弟が複数いることがあげられる。新木さんと田口さんの共通点は、同じ高校(川口商業)の出身であること、同じ地域(池袋西口)に職場があったことがわかっている。新木さんと藤田進の共通点は、川口駅で消えていること、共に長男であること、共に自宅からの通学や通勤であったことなどがあげられる。ちなみに、田口さんと藤田進は共に、学校は別だが中学時代バレーボール部に所属していたことがあげられる。学年は田口さんが1学年上になるが、市の大会で同じ体育館で同じ空間にいた可能性がある。
 他にも奇妙な共通点があるが、3人とも川口の普通によくある家庭で育った若者であることだ。川口には3人の他に特定失踪者が4人いる。その4人とは、西川口で消えた電気工事士の井上さん、川口の小中を卒業した鈴木さん、西川口駅前で化粧品店を営んでいた石井さん、そして、平成3年に消えた川口女子高出身で銀行員だった佐々木悦子さん。
 川口周辺でも奇妙な失踪をしている人たちがたくさんいる。人が消える、あってはならない出来事が過去多々あった事実は今も消えない。
 10月16日は、29才だった新木章さんの62才の誕生日。今、どこで何を思っているのか・・・
 
 
カテゴリー: 拉致問題 パーマリンク

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中