35年前に失踪した山下春夫さん現在63歳

 8月16日会社近くで夕涼みを兼ねて夜釣りに行くと出かけたまま失踪。本人の作業靴が発見されている。失踪2か月前に小浜市の岡津(おこづ)海岸から高敬美・剛姉弟が連れ出されたとされる。後述の山下貢さん、宮内和也さん、林雅俊さんも近隣地域からの失踪だが、この地域は過去も現在も頻繁に工作員の出入りが行われている地域である。http://www.listserver.sakura.ne.jp/cgi-bin/list/list3.cgi?word3=73&mode=search3


 今から35年前の昭和49年のできごとです。調査会の失踪者リストの中にある1000番台の失踪者山下春夫さんの失踪状況である。

失踪時28才の若者が35年たって、現在63歳になってしまった。

去る7・1首相官邸に家族が書いた、河村官房長官宛ての手紙を読んで頂きたい。家族(兄)の切なる訴えです。


 要望書

 日頃は、ご公務におかれまして拉致被害者関連に対し格別のご配慮を賜り厚く御礼申し上げます。現在、福井県嶺南地区には北朝鮮による拉致の可能性が高い特定失踪者が3名います。その中に、私の弟山下春夫(やましたはるお)がいます。
  山下春夫の失踪当時の状況につきまして簡単ではありますが報告をさせていただきます。
本籍地 福井県小浜市(以下省略)
現状所 福井県小浜市(以下省略)
生年月日 1946年(昭和21年)3月25日生
 昭和49年8月17日、小浜ドック造船会社前の堤防へ夜釣りに出かけました。そのまま行方不明となりました。
 失踪当時、現場には靴が残されてバラバラになっていました。誰かと争った形跡が考えられます。会社と釣りの現場は直線で約70メートルの距離です。
 春夫は、田鳥の海育ちであり水死する様な男ではありません。
 当時、春夫は寮を住居とし四国からの5名の方々と一緒に勤務をしていました。
 春夫の勤務状況につきまして、当時の●●さんに伺いました。
 「春夫さんは、仕事にも慣れ船大工として山脇宏社長(故人)から一目おかれて、彼自身の船への執着心が強く社内でも評判でした。
 ある日の事でしたが、『見慣れない男が貴方の会社でプラスチック船の修理の上手な職人はいますか?』と伺って来た事を社長が聞きました。
 社長も北に拉致されたに間違いないと言っておられました」
 春夫が失踪する2ヶ月前(1974年6月)に、高敬美さん・高剛さんが岡津海岸から北朝鮮に送り出されています。春夫の失踪現場から車で15分程の場所です。この事件に春夫も関連していると思われます。

私は春夫が拉致されたと確信致しております。

私には時間がありません。 精神的・体力的にももう限界です。一刻も早い日本政府の徹底した再調査をして頂き誠意ある対応を心からお願い申し上げます。

平成21年7月1日

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