半年間に自殺した人は全国で1万7076人

 警察庁のまとめによりますと、ことしに入ってから先月までの半年間に自殺した人は全国で1万7076人で、去年の同じ時期に比べて768人増え、これまでで最も多かった平成15年に迫るペースで増え続けています。これについて、自殺対策を担当する野田消費者行政担当大臣は、閣議後の記者会見で「失業率が過去最悪に迫るなど、雇用情勢が悪化しており、こうした雇用の不安が自殺につながる可能性が高い」と述べ、雇用に対する不安が自殺の大きな原因になっているという見方を示しました。そのうえで、野田大臣は「自殺を考えている人の相談に乗っている団体に対する支援はもちろんだが、社会全体の問題として、雇用を支える取り組みが必要だ」と述べ、雇用対策をさらに充実させることが必要だと強調しました。http://www3.nhk.or.jp/news/k10014547151000.html


 自殺の主な原因は雇用不安にあるのは、その通りでその奥にあるもの、根本原因がニュースからは読み取れない。わたしは現代日本に生きる日本人の一人として、この自殺が多いことの根本原因をさぐって自殺をへらすこと、できれば無くすことを願っている。一家の主、大黒柱・働き盛りの家計を支えるはずの中年男性の自殺が増えているのではないかと憶測する。自殺で最も不幸になるのは、その家族である。働きがしらを失う事がどれ程の苦しみ・悲しみと不安・不幸を家族にもたらすか・・想像するのも怖い。

 現代社会が急激に変化し、それに対応できない会社や組織・個人が徐々に増え、生きる足場を失う。ある日突然、足場を外されることもある。安心や安全・幸せを目指し一所懸命に生きてきたと思っていたが、ふと周りを見回すと何もなかったりする。会社に依存し過ぎてきた人ほど、その落胆は大きいし深い。表面的には平和であり、豊かに見える現代日本ではあるが、一皮むけば、不安・混沌・迷走・格差・・・・今、戦後最も大変な時代だと思う。職を失った特に中年の男にとっては、戦争以上に辛く、重い責任を感じているに違いない。その重圧に耐え切れず、家族がいるにも関わらず自ら命を絶つ、間違った選択をしてしまうのではないのか?

 ハローワークは毎日人だかり。家族を養いつつ、家のローンを払いつつ、何とか職に就いて子供においしい飯を食わせ、できればいい子になって欲しいと願って今日もがんばる中年おやじに、がんばれ父ちゃんとエールを送りたい。

カテゴリー: 社会問題 パーマリンク

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中