官房長官と面会7・1

 昨日(7・1)午後2時40~3時10の間、総理大臣官邸内のある部屋で、河村官房長官(拉致担当大臣)とのはじめての面会が実現し、特定失踪者の12家族15名と調査会関係者が直接、家族の要請や要望を聞いて頂きました。それぞれの家族の生の声を聞いて頂いたことで、この問題の深刻さを理解して頂けたと思っています。ちょうど私の発言の前に予定時間になってしまいましたが、官房長官自ら、時間の延長を提案され、何とか残りの4家族の声も聞いて頂きました。

 その様子は各メディアでご覧の通りです。少しずつですが、いい方向に向かっているような気がします。
私から官房長官宛てに手渡した手紙は以下の通りです。

 

拝啓 内閣官房長官殿

 はじめまして。わたしは埼玉県川口市に生まれ育ち今も住んでいる 藤田隆司(51)と申します。今から約33年前の、昭和51年2月7日に、私の兄(藤田進・当時19・大学1年)は、川口の自宅を出たまま失踪し行方不明の状態が今も続いています。

兄 藤田進は昭和31年生まれで生きていれば、53歳です。川口の自宅で生まれ失踪する19歳までずっと川口に住んで、将来の夢(体育教師)を追い求めていた、生き生きした青年でした。

 今から5年前に1枚の写真が日本に届きました。その写真の人物が兄 藤田進であることが橋本正次先生の鑑定によって、本人であることが判明しています。平成16年8月1日にTBSの報道特集で報道され、それ以来多くのマスコミにも私は出演し講演もしてきました。しかし、体調を崩し、約5年間何もできない状態が続き皆様にご迷惑やあらぬ噂まで飛び交うことになってしまいましたが、体調も回復し兄の件で何とか真相の究明や救出に向けて何でもやっていこうと改めて決意しました。

 私の兄は北朝鮮に拉致されたことの裏づけとなる証言や蓋然性は、この写真以外にも数多くあります。なのに、未だに認定すら受けていません。私が知る限りの情報はすでに川口警察、外務省、公安、等関係するであろう省庁にはすべてお伝えしています。

 次の質問にぜひお答え願います。

1、 なぜ、5年たっても認定に至らないのか?

2、 そもそも、どんな条件がそろえば認定するのか?

3、 知りえた情報を誰が管理し、誰が分析しどう利用されているのか?

4、 兄の件について、何をどこまで調べ、あと何が明確になれば認定されるのか?

5、 内閣管内に拉致関連情報を専門に調査分析する専門官や組織があるのか?

6、 被害者救出のための、具体的な救出計画や戦略は持っているのか?

7、 そして、日本国内の拉致に加担し協力した人物をなぜ一人も逮捕すらできないのか?

8、 すべての拉致被害者とは認定された被害者だけなのか?

9、 調査会では約500人、警察は1000人を超える未解決失踪者を把握しています。このかたがたの多くは北による拉致の可能性が非常に高いと思われます。もし拉致だとすれば、日本の歴史史上、最大で最悪の人権侵害が現在も続いていることになります。世界史上でも最大級の事件であり、あってはならないことです。

一刻も早く、あらゆる方策を実行し全面解決解明に向けて、日本のすべてを総動員して政府が主体的に行動を起こしていくことを切に切におねがいするものです。

 日本のすべての意志であり、すべての拉致被害者を返す以外に、北朝鮮の生き残る道はないことを全世界に宣言して頂きたいと思います。日本のほんとの怖さ すごさを北の将軍様一族に明確に伝えて下さい。金正日はいずれ亡くなります。その時が絶好の機会です。この好機を絶対に無駄にしないで頂きたいし、日本がどんな政権になろうとも、拉致に関しては一致協力して動いてほしいと思います。   藤田隆司 平成21年7月1日

                                     敬具

 

 
 
カテゴリー: 拉致問題 パーマリンク

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中