美保さんの双子の妹、再質問状提出

拉致疑い 山本さん家族らが公開質問状

■「死後の経過時間にズレ」

 1984年に行方不明となり、北朝鮮による拉致の疑いが指摘されている甲府市出身の山本美保さん(当時20歳)が、山形で見つかった水死体と断定された根拠のDNA鑑定に矛盾点があるとして、家族や特定失踪(しっそう)者問題調査会(荒木和博代表)の関係者が22日、県警に公開質問状を提出した。回答期限は山本さんが25年前に行方不明になった6月4日。

 質問状では、山形県遊佐町の海岸で84年6月21日に見つかり、県警が山本さんの身元と一致したとしている漂着遺体の下着などの遺留品、身体的特徴、DNA鑑定の矛盾点を指摘。漂着遺体が屍蝋(しろう)化、一部白骨化し、歯が13本抜けていることに「屍蝋化には3か月から半年、歯が抜け落ちるのも3か月はかかる」との専門家の見解を紹介し、死後の経過時間のズレを質問している。

 さらに「DNAが一致したのであればほかのものも一致して当然で、そうでなければDNA鑑定を疑うべきである」との複数の専門家の見解を示している。

 この日、山本さんの一卵性双生児の妹の森本美砂さん(45)、同調査会理事の山下滋夫教授ら4人が、県警本部に拉致事件を担当する警備1課を訪れた。森本さんは「県警の捜査員の方々は親身になって捜査してくださり、心から感謝している。DNA鑑定にはとても大きな力が働いていると思うしかない」と話した。

 県警の上杉正名警備1課長は「期日までに回答するよう努める」としている。

(2009年5月23日  読売新聞)

 
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