大韓航空機事件

 北朝鮮による拉致が、日本の多く人に知られるようになったきっかけは、キムヒョンヒ元工作員の証言です。
 彼女が十数年の沈黙を経て、自ら八重子さんの兄と息子に会い、お母さんはいきていますよ。と言ってくれた事でどれだけ、家族がうれしかったことか。
 彼女の勇気ある発言と行動は多くの人々の共感をうる事となったし、こういう人格者をも、工作員として利用して何とも思わない北朝鮮のトップの頭は狂っている、腐っているとしか言いようが無い。北朝鮮の現支配者、キム・正日の言動は今、世界中の注目をあびている。
 日本の警察白書の文面を以下に掲載します。
 キーワードは、蜂谷真由美・宮本明こと李京雨・タイです。つづく
 
(注) 大韓航空機事件
 バクダッド発アブダビ、バンコック経由ソウル行き大韓航空機は、62年11月29日、ラングーンの南方アンダマン海域上空で消息不明となり、その後、同海域で同機の救命ボート等の残がいが発見、回収された。
 同機の乗客中、邦人名義旅券所持者である男女各1人(蜂谷真一及び蜂谷真由美名義)がバクダッドで搭乗し、アブダビで降りたことが確認された。両人は、アブダビからバハレーンに入国しており、12月1日、ヨルダンに向けて出国しようとしたところをバハレーン当局の事情聴取を受けた。その際、両人は服毒自殺を図り、男性は死亡したが、女性は一命を取り留めた。
 バハレーン当局は、女性の事情聴取を経た後、身柄等の韓国移送を決定し、12月15日、女性の身柄及び男性の遺がい並びに証拠品を韓国に移送した。
 韓国政府は、63年1月15日、韓国に身柄を移送された女性からの捜査結果として、
○ 両人は、北朝鮮労働党中央委員会調査部所属の特殊工作員の金勝一(70)及び金賢姫(25)であること
○ 両人は、「ソウルオリンピック妨害のため大韓航空機を爆破しろ」との北朝鮮の指示により、大韓航空機を爆破したこと
などを公表した。
 本件は、韓国のみならず日本の捜査結果や、米国等の調査からも、北朝鮮の組織的犯行であることが明らかにされている。
 また、金勝一及び金賢姫の所持していた旅券は、いずれも偽造されたものであったが、蜂谷真一名義の真正な旅券を所持している人物は、60年3月、警視庁が摘発した北朝鮮スパイ事件の関与者である北朝鮮工作員宮本明こと李京雨から勧められて旅券を取得し、当該旅券を李に貸し与えたことが判明し、蜂谷真一名義の旅券の偽造に北朝鮮工作員が関与していたことが明らかにされている。さらに、蜂谷真由美名義の旅券は、北朝鮮で59年7月に旅券用写真を撮影して作成されたものであり、59年8月に金賢姫が受け取って署名した時には、既に日本出国とタイ出入国のスタンプが押されていたことが判明している。
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